ロボティクス研究開発、シミュレーション、産業分野のチーム向け
ロボットセルのレイアウトと作業手順書から、 再現可能なシミュレーションへ
ロボットセルのレイアウト、作業手順書、ロボットの記述ファイル、お使いのシミュレーターとミドルウェアのバージョン情報など、すでにお手元にある資料から始められます。Zivaは一つの作業を対象に、同じ条件を繰り返し再現できる環境を構築します。初期設定とリセットの仕組み、測定値の取得とログ記録の機能を備え、そのシミュレーションで検証できた範囲とできていない範囲を明記します。納品するのは、お使いのエンジンで編集できるプロジェクトです。Isaac Simでのご利用は、企業向けの試験導入から始まります。試験導入では、対象とする作業をあらかじめ絞り込みます。
環境と作業の流れをご覧いただけます
このUnreal Engineの例では、移動型ロボットアームが倉庫のピックアンドプレース作業を完了する様子を示しています。動作の流れを見せるためのもので、物理、センサー、制御、実環境での性能が検証済みであることを示すものではありません。
お手元の資料から始められます
多くのプロジェクトは、次のうち1、2点から始まります。必須の資料はありません。お持ちのものを送っていただければ、確認の中で不足を整理します。
- セルのレイアウトが分かる図面、CADの書き出しデータ、スキャンデータのいずれか。
- 対象作業の手順書(標準作業手順書など)。
- ロボットの記述ファイルと、コントローラー・センサーの一覧。
- お使いのシミュレーターとミドルウェアのバージョン。Isaac SimやROS 2などです。
- 結果の照合に使う、実際のロボットセルで取得した測定値やログ。お持ちの場合はご提供ください。
納品物
- お使いのエンジンで編集できるシミュレーション環境。ソフトウェア、モデル、コントローラー、センサーのバージョンを固定します。
- 毎回同じ状態から実行できる初期化とリセットの仕組み。シナリオのパラメーター、乱数シード、測定値、ログも記録します。
- 検証範囲の明記。シミュレーションで示せていることと、実際に測定したことを区別して記載します。
- 結果を実機や運用データと照合するための計画書。
Godot 4.2以降に対応したZivaは、現在ダウンロードできます。Unityはベータ版です。Unreal EngineとIsaac Simは、範囲を決めた企業向けの試験導入から始まります。
料金の決め方
企業向けの料金は、組織、エンジン、用途に合わせた個別のお見積りです。公開の価格表はありません。お手元の資料をプロジェクトのお問い合わせから送っていただき、確認後にお見積りします。サポートと取引条件は、契約に記載します。
対象となるお客様
- ロボット・倉庫システムのインテグレーターに所属するシミュレーションエンジニア、エミュレーション部門の責任者
- ロボティクス研究開発の責任者
- 制御エンジニア、認識エンジニア
- 産業オートメーション、システムインテグレーションのチーム
本制作の前に確認すること
CADのレイアウトや検証用のデータがまだない場合はどうすればよいですか
お手元にあるものをお送りください。セルのスケッチ、作業手順書、使用予定のロボットモデルがあれば、検討を始められます。CADの書き出しやスキャン、コントローラーとセンサーの一覧、実際のロボットセルの測定値があれば、より多くの情報をもとに構築できますが、いずれも必須ではありません。検証範囲の記載では、測定できたことと、まだ測定できていないことを明示します。
倉庫の例は検証済みのロボティクスシミュレーションですか
いいえ。この例が示しているのは、仮想環境と作業の流れです。物理シミュレーションの精度、センサー、ロボットの制御、測定結果、実環境での挙動については、それぞれ別途の技術評価が必要です。
Isaac Sim、ROS 2、自社のロボットモデルを使えますか
シミュレーターとミドルウェアの正確なバージョン、ロボットの記述ファイル、施設のアセット、センサーとコントローラーの情報、現在のテスト構成をお送りください。構築に必要なシステム間の連携を洗い出します。Isaac Sim向けZivaの詳細を見る
合成データの生成にも使えますか
シーンのバリエーション、センサー構成、ラベル付け、生成するシーンや条件の網羅範囲、書き出し形式を中心に、作業内容を決められます。ただし、生成したデータについては、生成条件を記録して来歴を追跡できるようにし、後工程で品質を確認し、想定する用途に照らして実データと比較評価することが別途必要です。
どの時点からデジタルツインと呼べますか
デジタルツインと呼ぶには、対応する実設備の特定、運用データ、テスト済みの同期プロセスが必要です。そろうまでは、Zivaはこの成果物を、シミュレーション、またはデジタルツインのプロトタイプと呼びます。